回想日記 熱海編

2001年4月16日
京都でお互いの気持ちを確信しあったわたしたちは,今度は熱海で逢おうということにしました。
なぜ熱海??といわれると困るのですが,東京名古屋間で,新幹線が止まるところ。
ただそれだけの理由です。
熱海のホテルはすごく高く,また,ビジネスホテルもほとんど見つからないので,民宿のようなところにしました。
部屋は和室。コタツが置いてあってなんとも生活観のあるお部屋。
二人でいちゃいちゃと膝枕したり,ゴロゴロするにはちょうどよかったんだけどね。

ふすまだけで仕切られた部屋。
トイレも部屋の外。
すぐそこにある厨房の声はまるで枕もとで話しているように聞こえてきます。
ということはこちらの声も聞こえるということ。
なんだか愛し合うときにも緊張が走ります。
彼はずっとキスをしてくれていて
自分たちの声がもれないようにしてくれていた感じ。
でも,そのほうがよけいドキドキして,なんだか刺激的でした。
帰りの新幹線は発車時刻が3分差。
反対方向に向かっていきます。
この前は送ってもらってせつなかったし,送るのもつらそうだから。
でも,やっぱり線路を隔てた彼を見たときには涙が落ちました。
ずっとわかれずに一緒にいられたらと思うようになったのもこの頃です。

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